もう話したくない

2020年03月17日

名曲
8
エルトン・ジョン クイーン

今回ご紹介する名曲は、1975年にリリースされたロッド・スチュワートの大傑作アルバム ATLANTIC CROSSING ( アトランティック・クロッシング )から I DON'T WANT TO TALK ABOUT IT ( もう話したくない )です。

I Don't Want To Talk About It - Rod Stewart

このアルバムは、A面がロック系でFAST SIDEと名付けられ、B面がバラードを集めたSLOW SIDEで構成されています。

当時日本では同アルバムに収録されたセイリングがテレビCMで流れてロッドの代表曲のような感がありましたが、私はもう話したくないが一番のお気に入りでした。

その後もロッドは毎年のようにヒットアルバムを連発して、1978年のアルバムスーパースターはブロンドがお好きからのシングル曲アイム・セクシーが世界的な大ヒットとなり、翌1979年の来日公演では日本でも大旋風を巻き起こしました。

この時の公演は生で見ましたが、コンサートの中盤で歌われたもう話したくないは、ピアノをメインにアレンジされていて素晴らしかったです。

I Don't Want To Talk About It (live) - Rod Stewart

ロッドジェフ・ベック・グループのボーカリストとして公式なキャリアをスタートさせましたが、リーダーのジェフ・ベックとのトラブルが原因で離脱して、同じバンドのベーシストだったロン・ウッドらとフェイセズを結成していました。

ロン・ウッドは、後にローリング・ストーンズへ正式メンバーとして加入しています。

ジェフ・ベックと言えば、英ロック史に残る伝説のグループであるヤードバーズを解散させた張本人と言われるほど妥協のない性格で、メンバー交代や新たなバンド結成を繰り返していました。

それでもギタリストとしての評価は右に出る者がいないほどで、同じヤードバーズ出身で商業的な成功を収めたエリック・クラプトンジミー・ペイジよりもずっと格上のイメージがありました。

一時はエルトン・ジョンのバンドメンバーの候補にもなりましたが、初顔合わせのリハーサルで衝突して実現しなかったというエピソードもあります。

私が見たロッドの来日公演のメンバーは、ロッドと同様にジェフ・ベックからリストラされた(?)ベーシストのフィル・チェンやドラマーのカーマイン・アピスといった豪華な顔ぶれでした。

そしてロッドがスーパースターの地位を不動のものとして立場が逆転してから何度か共演していますが、スタジオで再会した時のロッドは喜びのあまり、泣きながらジェフ・ベックに抱きついたという話も彼のナイスガイぶりを表しています。

もう一つ忘れなれないエピソードとして、ユニセフが「国際児童年」と定義した1979年に、ビージーズの呼びかけで多くのスーパースターが出演したコンサートで、ビージーズアバそれにオリビア・ニュートン・ジョンジョン・デンバーらと共に出演したロッドアイム・セクシーを歌うのを見て、「子供のためのコンサートで、これはいいのか?」と漠然とした違和感を感じた事がありました (笑)

Da Ya Think I'm Sexy? - Rod Stewart

同年に日本ではゴダイゴがユニセフ協賛曲としてビューティフル・ネームをヒットさせました。

そしてロッド・スチュワートも参加しながら幻に終わった夢のバンドがノーズ、ティース&ヘアーです。

これは、フレディー・マーキュリーの自宅で行われたディナー・パーティーに招かれたエルトン・ジョンロッドが、そのまま朝まで3人で話し合って計画していたと伝えられています。

それぞれの外見的な欠点をグループ名にしているので、あくまでも単発の企画だった可能性が高いと思いますが、もし本当にこの顔ぶれでの共演が実現していたらと思うだけでワクワクします。

上記の企画は幻に終わりましたが、映画「三銃士」の主題歌オール・フォー・ラブではブライアン・アダムススティングと共演して大ヒットさせています。

All For Love - Bryan Adams, Rod Stewart, Sting

ビデオの冒頭では、他の2人が待つ中で貫禄たっぷりに登場したロッドに対して、2人ともリスペストを持って迎えている様子が見受けられます。

3人が揃った場面でチラッと出る顔はジョン・ディーコンのようにも見えますが、ここにもフレディーとの繋がりを感じると言ったら無理があるでしょうか (苦笑)

ロッドの影響を受けたミュージシャンは日本にも数多くいて、有名なところでは西城秀樹世良公則、それに矢沢永吉も本人がインタビューで認めていますが、若い頃の柴田恭兵など俳優やモデルにもロッドの影響が感じられます。

天を見上げるようにして歌う独特の姿勢や、マイクスタンドを楽器のように振り回すスタイルもロッドが元祖だったと思います。

8 件のコメント

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そふぃあ

2020/03/18 (Wed) 09:12

156: こんにちは

全記事のボン・ジョヴィも、この度のロッド・スチュワートも、名前は知っていても楽曲を聴いたことがありませんでした。
今の時代になって聴いてみると、なかなか聴きやすいのですね。

影響を受けた日本のミュージシャンの面々は、なるほど!と納得でした。

ススム

2020/03/18 (Wed) 22:20
ススム

157: To そふぃあさん

こんばんは、コメントありがとうございます。
ボン・ジョヴィやロッドは、それぞれのファンにしか通じない魅力のようなところかありますから、機会があったらベストアルバムなどを聞いてみると好みの曲が見つかるかも知れませんね。

日本のミュージシャンは洋楽からのパクリが多く、中でも一番目立つのは桑○佳○で、あの人の曲からは全くオリジナリティを感じることが出来ません (苦笑)

aki

2020/03/19 (Thu) 22:26

158: こんばんは。

これもまた懐かしいですね~。セイリングやアイム・セクシーは聴けば判る(と思う)くらい有名ですよね。(^^)
HR/HMが好きな私にはちょっとジャンルが違うのであんまり知らない・・・
けれど、ジェフ・ベック繋がりで愛しのコージー・パウエルと…って、一緒にグループには居た事無いですね。^^;
(ロッドは'69までコージーは'70から)残念。
1つ気付いたので。↓
「A面がロック系でFAST SIDEと名付けられ、B面がバラードを集めたFAST SIDEで構成」
B面はSlowではないかと。^^;失礼致しました。

ススム

2020/03/20 (Fri) 00:43
ススム

159: To akiさん

こんばんは、コメントありがとうございます。
そうですね、ジェフ・ベック・グループには第一期と第二期があって、ロッドとコージーは入れ替わりでした。

誤字の件、訂正しました。
太字のタグごとコピペしてから書き換えるつもりが、うっかりそのままでした (笑)
教えていただいてありがとうございました。

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2020/03/29 (Sun) 21:46

160: 管理人のみ閲覧できます

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ススム

2020/03/29 (Sun) 21:55
ススム

161: To 非公開コメントさん

こんばんは、コメント拝見しました。
後ほど、そちらの方へお返事いたします。

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2020/03/30 (Mon) 16:41

162: 管理人のみ閲覧できます

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ススム

2020/03/30 (Mon) 21:11
ススム

163: To 非公開コメントさん

了解です、ありがとうございました。